
STEP 5:活動中の気持ちの持ち方
婚活は、単なる「出会い探し」ではなく、自分の人生の大切なパートナーを見つけるための活動です。しかし、活動期間が長くなると、モチベーションが下がったり、焦りや不安に押しつぶされそうになることがあります。これは多くの婚活者が経験する自然な感情です。
特にお見合いや仮交際がうまくいかないと、「自分には魅力がないのでは」「このまま結婚できないかも」と自信を失いがちです。しかし、婚活は一度の失敗や断られた経験で終わりではなく、むしろそこから学び、次に活かすことが重要です。
また、婚活には「自分でコントロールできること」と「できないこと」があります。自分磨きや会話の工夫など、コントロールできる部分は改善していくべきですが、相手の気持ちやタイミングなど、自分では変えられない部分に過度に悩む必要はありません。
ここでは、婚活中のメンタルを安定させ、前向きに活動を続けるための3つのポイントを紹介します。
焦らない
婚活中に最も多い感情の一つが「焦り」です。特に30代後半から40代の方は、年齢的なリミットや周囲の結婚ラッシュを意識して、つい「早く決めなければ」というプレッシャーを感じます。
しかし、焦りは判断力を鈍らせます。冷静な状態なら「価値観が合うか」「将来の生活がイメージできるか」をしっかり見極められるはずが、焦っていると「条件は合わないけどとりあえずOKしてしまう」という誤った選択をしがちです。その結果、結婚後に後悔する可能性も高まります。
婚活は「ゴールは結婚ではなく、その後の幸せな生活」です。スピードよりも質を優先する意識を持ちましょう。
焦りを和らげる方法としては、
- 婚活の期限を「半年以内に決める」などと極端に短く設定しない
- 他人と自分のペースを比較しない
- 婚活以外の趣味や仕事にも時間を使い、心の余裕を持つ
また、仲人型結婚相談所では「あなたに合うペース」で進めるサポートをしてくれます。焦りが強くなったときこそ、仲人に現状や不安を共有し、活動計画を見直すのも有効です。
断られたら「縁がなかった」と割り切る
婚活を続けていれば、お見合いや仮交際でお断りされることは必ずあります。これはあなたの魅力がないというわけではなく、単に相性やタイミングが合わなかっただけです。
断られるたびに落ち込んでしまうと、活動の継続が苦しくなります。大切なのは「縁がなかっただけ」と割り切ることです。
実際、結婚相談所では「1人目で決まる方は少数派」です。平均すると複数人とお見合い・交際を経て成婚に至るのが一般的です。その中で「断られる経験」も必ず含まれます。
割り切るための考え方としては、
- 相手にも相手の理想像や条件があると理解する
- 自分が選ぶ立場でもあると意識する(「選ばれる」だけではない)
- 断られた原因を必要以上に掘り下げすぎない
- 「次の出会いのチャンスが広がった」と前向きにとらえる
また、断られた経験は、自己改善のきっかけにもなります。仲人からフィードバックをもらい、プロフィールや会話の工夫につなげれば、次の出会いではより良い結果が期待できます。
定期的に仲人に相談する
仲人型結婚相談所を利用している最大のメリットの一つは、専任の仲人が活動をサポートしてくれることです。自分だけで婚活を進めていると、どうしても視野が狭くなり、「自分は何が悪いのか」「どう改善すればいいのか」がわからなくなります。
定期的に仲人に相談することで、
- 自分では気づかない改善点がわかる
- 気持ちの整理ができる
- 新しい出会いの提案を受けられる
- モチベーションを維持できる
特に婚活では、感情の浮き沈みが激しくなりやすいため、仲人が冷静な視点でアドバイスしてくれることは大きな支えになります。
相談のタイミングとしては、
- お見合いや交際がうまくいかなかったとき
- 活動に迷いが生じたとき
- プロフィールや写真の改善を考えているとき
さらに、相談は「問題が起きたときだけ」ではなく、月1回程度の定期面談として行うのがおすすめです。そうすることで、活動状況を客観的に振り返り、軌道修正がしやすくなります。
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