「初めて電話させてもらいました…」と受話器から伝わる優しい声に、穏やかな人柄が感じ取れた。
「一度見学したいんです…」との事で、彼のシフトに合わせて来社頂く日時を決めた。
当社を何処で知りましたかと伺うと、読売新聞地域版の埼北よみうりをお母様から見せられ
「35才になったし行ってみたら?」と言われたと言う。
勤務先が実家近くの為、結局生まれてから35年間、衣食住を親に委ねての心地良い生活を過ごしていたのだろう。
それから二週間後、結婚相談所埼玉に来社した。
清潔感のある服装で玄関で挨拶をし靴を揃え、家庭の躾の良さを感じた。
高校卒業後に勤め始めた会社は車の部品の製造開発でやり甲斐があり楽しいと言う。
実家での生活ではあったが洗濯や掃除は自分でやり
話の中で親からの経済的・精神的な自立がきちんとできていることに好感を持った。
今までの恋愛を伺うと、恋愛ではないけれど高校時代に好きな人がいましたが
片思いで、それからは好きなった人はいませんと打ち明けてくれた。
成婚までのプロセスをゆっくり伝え幸せは条件ではなく
寄り添う気持ちだと話すと目を輝かせて真剣に聞いている。
子供のいる楽しい家庭が夢で、休みには家族で色んな所に行きたいとも
抱いている結婚の夢を語ってくれた。
婚活開始に当たりお見合いのアドバイスを始めるとメモを取りながら
異性との会話が苦手だと言う。
必ずしも快活な話が良い訳ではなく、貴方の自然体が大切だと伝える。
そして、お見合いが始まる前からすでに婚活は結婚に向けて動いているのだから
彼女と一緒に行きたい所とか調べたり行ってみたりも大切だと言うと
早速本屋さんで一日ドライブの本を買い、彼のデート予行演習が始まった。
お見合いはあったが会話が続かないとかの理由で良縁に至らない事が続き
一時は落ち込んだが気持ちを切り替え6回目のお見合いで
同じ年の快活明朗な女性と結婚を決めた。
彼は交際中、色んな所に連れて行ってくれてとても楽しいデートだったから
結婚して一緒にいたらずっと楽しいんだろうなぁと思ったと話してくれた。
仲人のアドバイスを真摯に受け止め、休みの日に1人で県内や近県の観光地を回り
デートに向けての勉強していたと後で聞いた。
年齢に関係なく「素直&謙虚」は、結婚を近付ける大切な事だ。
彼は今益々逞しく明るい妻と3人の男の子を育てながら、休みにはキャンプに行ったり、夢を叶えている。
【公式HP成婚事例より抜粋:埼玉県北部在住30代男性】