【失恋で自信喪失…でも結婚したい】20代男性 婚活 成婚事例 〈結婚相談所 埼玉〉

2025年9月25日

結婚相談所埼玉 ドレス姿20代の新郎新婦が椅子に座ってにこやかに笑っている写真です。

大学2年の春にゼミで知り合った1歳年上の彼女は優しくて大らかで
いつもニコニコしていて誰に対しても思いやりのある人だった。

異性との交際経験が全くなく敢えて言うなら高校時代の卓球部の女子だけが異性との会話だったし

会話の苦手な彼にとっては初めて自然に話が出来て自然に打ち解けられた女性だった。

自分より成績の優秀な彼女には勉強も教わったし、趣味の話も楽しく盛り上がったし、将来の夢も時間を忘れて語り合った。

仲間うちでも2人の仲良しぶりは知れ渡り、交際は仲間達の優しさに包まれて、一緒にいて楽しくて益々惹かれていった。

出逢った当初は遠い存在だった彼女に積極的に話し掛ける事が出来る様になったのは

彼女の明るさと誰にでも思いやりのある人柄だったと思うし、彼女のお陰で学生時代は充実していたし夢のような毎日だった。

大学3年になって就職活動が本格的に始動し、いつしか2人の時間が自然に減っていき、毎日あったラインも少しずつ間が空き遠ざかってしまった。

彼女の実家は岩手県の大きなお米農家で卒業後は地元企業への就職を両親は勧めていると話してくれた事もあったが

具体的に卒業後の話をする事もなく卒業を迎えた。就活と卒業後の其々の夢に向かい歩み出す2人には、サヨナラを言うきっかけさえも創れなかった。

半年が過ぎた頃に、彼女が故郷に戻り地元の大手企業に就職した事を風の頼りに聞いた。

彼女との時間があまりにも楽しすぎて、いつも思い出が大きな悲しみと共に襲って来た。

就職をしたものの後悔ばかりが頭をよぎり「あの時はっきり気持ちを伝えておけば良かった。」「せめて、卒業間近に逢ってサヨナラが言いたかった。」と

何も言い出せなかった自分の不甲斐なさに自己嫌悪が続いた。

もともとネガティブな性格もあり益々人との交流が苦手になり自信をなくしたし、女性が信用出来なくなったとも言った。

サヨナラも言えなかった彼女の事がすべて自己否定に繋がり、彼はひたすら仕事だけを繰り返していたと悲しそうに打ち明けた。

初回の見学相談の日は伏し目がちに質問に対して言葉少なに答えてはくれたが

婚活は焦らずゆっくりじっくりやっていこうとアドバイスすると自分も色んな話をしたいし、婚活と自分の性格も直したいとも言った。

周りの人に気を遣い過ぎず少しは本音で気持ちを話す事を大切にした方が良いと伝え

自己否定と積極的に出来なかった後悔を引きずるのではなく、これからは世間話や雑談の中で将来を見つめようと話した。

今日までの多くの方の体験談を話すと安堵の表情に変わり、気持ちを前に向け始めて表情も明るく変わっていった。

入会2ヶ月が経過し過去のしがらみを断ち、気持ち新たに婚活が本格的に動き出し
彼へのお問い合わせも増えて来た。

最初は、お見合い時は会話のキャッチボールが上手くいかずにお断りも続いたが

超快活で超おしゃべりな同い年の女性とのお見合いでは彼女のリードが幸いして話がアッという間に進みお見合い2ヶ月で結婚を決めた。

彼に関して言えば婚活のスタートに時間を掛けた事が幸いしたと自負している。

通り過ぎてしまった切ない想い出は気持ちのポケットにしまい新しい道を歩けば良い。

出逢った事に感謝し想い出を大切にして前進あるのみ。「別れないと逢えない人がいる」

結婚の挨拶に来て手を繋ぎっ放しの仲良しの2人の笑顔が飛びっきり輝いていた。

「こんなに輝く笑顔初めて見たよ。ありがとう」幸せにあれ♪

【公式HP成婚事例より抜粋:埼玉県西部在住 20代男性】

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