2024年9月16日
思春期の突っ張りをそのまま持ち越したように頑張り続けた彼女は会社員39歳。
かつて結婚直前に振られた時も
離婚した時も決して弱音は吐かず涼やかに一人耐えた。
そんな彼女を友人は強い子だと言い
ご両親でさえ大して気にも留めずに接して来た。
傷ついてもそれを言葉に出すのはプライドが許さなかったらしい。
新規来社時の本音の話の中でやたら強がる彼女を感じ
「力を入れないで貴女のそのままで良い、
そんなに頑張らなくても生きていけるよ」と諭すと
声を出して泣いた。
隣席の母も驚いて涙ぐんだ。
この世は楽しくありたい。
貴女が貴女らしく生きなくて誰が貴女なの?
そのままが一番似合う。