2025年6月30日
ご近所の方に紹介されたと、母は予約なしで訪れた。
ご本人の結婚の意志は?の問いに
困惑ぎみの「私が悪いんです」と繰り返す。
大学も就職も、母がレールを引いたらしい。
目指す大学は3浪後に諦め、就職先は倒産
その後もリストラで転職が続き、社員になれたのは二年前と言う。
「どうせ僕なんか」が口癖の息子と
同じ屋根の下で顔色を見ながらの生活に疲れたと涙ぐむ母。
結婚すれば良い訳ではない。
「今」何かに気づき動かねば、5年後も然りだろう。
子は預かり育て社会に返すもの、親の私物ではない。
自力で考え決めた事は、失敗も自力で背負えるはず。
彼には、婚活より頑張ってほしいものがある。