2023年10月21日
彼女が10歳の時、長い闘病生活の後に父は他界した。
その後、病弱な母と二人で穏やかに暮らしてきたが
結婚の話は謂い出せぬ儘、気が付けば30歳を過ぎていた。
結婚相談所 埼玉での婚活開始を母は知っていたが、決まりかけた結婚に
「自分の世話は誰がするのか」と母は憂い彼女は悩んだ。
お相手男性は、気持ちの大きい誠実勤勉な青年で、清純可憐な彼女の優しさに惹かれ結婚を決めた。
母の病状を見守りながら、環境を急激に変えずに緩やかに結婚を進めようと二人は話し合った。
何処にも誰にもある事情を包み込み縁は動く。出逢えた縁を大事に感じて育んで欲しい。
娘の幸せの上にこそ、母の幸せはある。