2024年7月14日
夜8時過ぎに近くのスーパーは半額になるので、時々利用する。
「覚えてますか?」
お逢いした記憶が…「どちら様で?」
8年前、娘の結婚を相談に来社、ご本人は来なかったとか。
その後、娘は相変わらず独身仲間と海外旅行を楽しみ、実家を出ようとしない。
何をしても良いからせめて自立してほしのだと、涙を浮かべ切ない胸の内を話す母。
娘の幸せを望み結婚を案じていたあの頃との違い
家の手伝いもせずに自分の楽しみにだけお金を使う娘を疎ましいとさえ言った。
通りすがりの愚痴にしては、話は重過ぎる。
「体に気をつけて」しか言えない。
かくして半額はなくなった。こんな日もあるさ。数日後、改めて入会面談希望の電話があった。